本を読み、映画を観る。

読書記録と映画鑑賞記録、時々コミックとドラマの感想を書き綴っていきます。

ステキなホビットとまた旅がしたくなったよ

こんにちは、さとありです。

少し前にホビット3部作を全て観終えました。

あ、あと3部作…といえば、MIBやボーンシリーズも観ました。

続けてみるとまた違った面白さがありますね。

 

ロードオブザリングの、その前の話が「ホビット」です。

作品が出来たのはこちらが後ですが。

ロードオブザ・・・のフロド君のおじさんの若い頃の冒険譚です。

 

 

 

 ちなみに。フロド役のイライジャ・ウッドは「パラサイト」に出てました。

こちらも面白かった。

パラサイト [DVD]

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ドワーフホビット、エルフ、人間。

この4者は仲良くはありません。特にドワーフとエルフは犬猿の仲です。人種差別的な表現がありますが、これはこういうことが実際に地球上で行われているんだという比ゆでもあると思います。

 

どんなに否定したって、差別はなくならない。

でもなくしていかなきゃいけない。

それを代わりに演じているのが、ホビットに出てくるドワーフやエルフなんです。

 

子どもでも分かります。

仲良く手を取り合って。でもそれは言葉で言うほど簡単ではなく難しい。

 

共通の敵が出来ることで、敵だと思っていた人が仲間になるのは、ちょっとあるある。

結局は「好きなものが一緒」より「嫌いなものが一緒」なほうが意気投合するもんですね。

 

ホビットホビットなりに自分を変えていこうと考える。

無力だけど、自分に出来る範囲のことを分かっているあたりが無謀ではなく堅実ですね。

 

ロミオとジュリエットのようなエルフとドワーフの恋もそこに絡み合い…。

 

自分が正しいと思うのなら、何を犠牲にしてもいいのだろうか。

そうではないよね。

色々な考えがあって、価値観も違う。

同じ人間だけだとしてもそううまくはいかんよね。

 

それはもうケンシロウ並みに遅い。(だいたい到着したらすでに誰か死んでいる)

 

でも、過去にあった戦のおかげで・・・

現在が少しだけ平和なのかも。

それは今の日本もそうだけど。

 

ドワーフもエルフも・・・ もう!!

この中でカテゴライズするなら、日本人は一番ホビットに近い気がします。

ドワーフもエルフも勝手なことばっか言って。もう!!と思ってしまいます。

「どうして仲良く出来ないの?同じ生き物なのに?」

他者を認めることって、自分を認めることからスタートするべきなのかも知れない。

 

 

3部作、合計10時間ほど。

観終わった時は、ロードオブザリングのエンディングのような、ほんのりと暖かな気持ちになるのを感じました。

またホビットに会いたいな… と思っている人に観ていただきたい作品です。